第261回日本語例会(2022/10/16)

日本語例会(Japanese)

■第261回 日本語例会(2022年10月16日)

 季節はすっかりと秋模様で清々しい気候になってきた10月第3週の日曜日、第261回府中トーストマスターズクラブ日本語例会が開催されました。

 本日の例会も府中プラッツとZoom接続してのハイブリッド例会が賑やかに行われました。

 例会開始前のビジネスセッションでは11月27日にプラッツで開催される府中協働祭りで、府中トーストマスターズクラブとして参加するとアナウンスがありました。みなさん、奮ってご参加ください。

 もう一つは論評のコンテストについてのアナウンスです。今回はTさんが英語、Mさんが日本語でコンテストに参加されます。こちらもぜひみなさん応援にいきましょう。

 

  • 今日の言葉は「ーーくださいまして、」。10月15日は鉄道の日。日本で初めて鉄道路線が開始された日とのことでそれにちなんだ駅員さんが日常に使う言葉を紹介してくださいました。言葉の紹介の際に駅の構内放送を実際に流してから言葉を紹介されていたのがとても印象的でした。
  • 本日のToast Masters Of the Day(TMOD)は府中TMCのYさん。冒頭にご自宅の鍵が開けられなくなるハプニングがあったという挨拶から和やかな雰囲気で教育してセッションがスタートしました。。Yさんは府中プラッツにて例会をハンドリングされてましたが、例会のメンバー、オンライン参加のメンバー、ゲスト全員にしっかりと目を配って素晴らしい進行をされてました。
  • 準備スピーチは2名でした。準備スピーチでは、5分から7分のあらかじめ用意してきたスピーチを行います。

 

 第1スピーチは私が「現状維持バイアス」をタイトルとしてスピーチしました。今日のプロジェクトが「変更の管理」とのことで、それにあったタイトルを当ててみました。今日のスピーチは完全に準備不足でその点を論評のMさんからしっかりとフィードバックいただきました。

 第2スピーチはYさんは「スピーチについて考えてみましたが、、、」のタイトルで2回目のスピーチをされていました。人前で話をすることが恐怖とのことでそれを克服したくToastMastersクラブに入会したとのことです。最初のスピーチは原稿を覚えることに意識が集中してしまったため、今日はスピーチについて普段から自分が思っていること、感じていることを本音で語ってくれたところが私たちの共感を呼んだ素晴らしいスピーチだったと思います。ベスト準備スピーチ賞受賞おめでとうございます。

 

  • テーブルトピックの部ではMさんが10月16日にちなんだ質問を準備してくださいました。

 「あなたにとって身近な食の問題はなんですか?それに対して何か行動をしていれば紹介してください。」

 「辞書について思うことをスピーチしてください。」

 「日頃から健康のために行っていることや心掛けていることをスピーチしてください。」

 「あなたのパーソナルカラーは何色ですか?」

 

  • トーストマスターズクラブには先生やコーチはおらず、会員が相互に各人が実施するスピーチ等に建設的なフィードバックを行うことで会員自身が気づきを得て、自己改善に繋げていきます。そして論評の部では、本日の準備スピーチのそれぞれに、別のメンバーが論評をします。スピーチの良かった点を確認し、次につながる改善点も提示します。論評にはある程度枠組みがありますが、スピーチを聞いてその場で構成を練る場合もあり、建設的なフィードバックを行うにはスキルと経験が求められます。今日はMさんが私の論評を、AさんがYさんへの論評を行いました。お二人ともスピーチの良い点と、こうした方がもっとスピーチが良くなるという改善点をあげてくださいました。

 

  • 例会の最後にはヘルパーからの報告があります。時間はもちろん、「今日の言葉」や「あー」「えー」と言った回数をカウントしたり、文法のチェックをしたり、トーストマスター独特のスピーチのチェック体制が敷かれています。それぞれのセクションでベストスピーカーがメンバーの投票で決められ、記念写真を撮って、ゲストの皆さんからコメントをもらって閉会という流れになります。COVIDー19の状況下でZoomで安心して参加できる府中TMCの例会にぜひお気軽に参加してみてください。