第263回日本語例会(2022/11/20)

日本語例会(Japanese)

■第263回 日本語例会(2022年11月20日)

 晩秋のなか、毎月第3週日曜の日本語例会を行いました。コロナ第8波が懸念されていますが、本日は会場に来てくれた会員と、オンライン参加の会員との比率は同じくらいだったでしょうか。今年も残りわずかになってきましたが、元気にいきましょう!

■今日の言葉

 例会の最初に、メンバーの1人が「今日の言葉」を発表します。 話し手はスピーチの中で、「今日の言葉」を努力して使うことで実践的な語彙力アップを図ります。今日の言葉は「にぎわう」でした。本日は会長がこの言葉を選んでくれました。協働まつりやSNSの広告を通して府中TMCの会員を増やし、さらに「にぎやかな」例会を行いたいものです。

■準備スピーチの部

 準備スピーチとは、トーストマスターズのガイドラインに書かれたプロジェクトに従って自分の目標を立て決められた時間内で行うスピーチのことです。

本日、ひとり目のスピーカーは先日の論評コンテストで見事優勝したMさん。本職の経理の知識を生かしたスピーチ「新米社長のための節税対策」講座を披露してくれました。虚実入り混じったスピーチで長丁場を演じきったMさん。会社の売り上げ額から40%も税金を引かれるとは知りませんでした。そりゃー皆、脱税したがるのも気持ちがわかりますね。

 ふたり目のスピーカーはこちらもベテランのSさん。「オバマ英語スピーチ」というタイトルのスピーチで、Sさんが英語上達のために敬愛するオバマ元大統領のスピーチを暗唱していることを紹介されました。暗唱することで、英語の文章の構成が感覚的に身につくとのこと。日本語との主語述語目的語の順序の違いがしっかり理解できるとのことで、とても説得力のあるお話でした。最後にはSさんがオバマ元大統領に見えてきましたよ。

■テーブルトピックスの部

 テーブルトピックスとは、与えられたお題に対してその場でスピーチを組み立て2分間で披露するスピーチのことです。

本日のテーブルトピックマスターはWさん。Wさんが用意した4つのお題のなかから、指名されたスピーカーが自由に選ぶという、今までにない画期的な方法でした。スピーカーにやさしいテーブルトピックスとなりました。

■論評の部

 論評の部では、あらかじめ決められた評論者が準備スピーチ内容の良かった点や改善点を述べ、 話し手を励ましてスピーチの改善を促すものです。評論者には、スピーチを注意深く聞き、短時間に良かった点や改善点をまとめる能力が求められます。たとえ、評論者でなくても、評論者になったつもりでスピーチを聞くことは、良いスピーカーになるための、非常によいトレーニングになります。

■授賞式

 例会出席者全員の投票によって、「準備スピーチ」「テーブルトピックス」「論評」各セッション で最も素晴らしかったスピーカーを選び表彰しました。皆さんおめでとうございます!