第267回日本語例会(2023/1/22)

日本語例会(Japanese)

■第267回 日本語例会(2023年1月22日)

 関東でも厳しい寒さが到来する中、今年初の日本語例会が開催されました。最近は府中プラッツの会場、Zoomの両方で、ゲスト参加してくださる方が増え、にぎやかな例会が続いています。さて、本日のTMODはAさん。初めてとは思えないほど、時間をしっかり管理して、メリハリのある運営をされていたのが印象的でした。

■今日の言葉「さあ」

 Yさんが以前購入した書籍にあった言葉を選んでくれました。同じ目線に立って何かを促す表現ということで、トーストマスターの例会のいろいろな場面での促しに使えそうです。実際に、例会の中でたくさんのメンバーが使ってくれました。人に働きかけるきっかけを与えてくれるいい言葉でした。

■準備スピーチの部

 準備スピーチとは、トーストマスターズのガイドラインに書かれたプロジェクトに従って自分の目標を立て、決められた時間内で行うスピーチのことです。

 

本日1人目はベテランのTさん。日常のちょっとした話題をいつも丁寧に掘り下げてお話を構成してくれます。今回のタイトルは「『スピーチコンテスト』へのいざない」です。2月に行うクラブコンテストへ参加者を募る内容でしたが、迷う前にちょっとやってみては?というメッセージはご自身の行動ルールに裏付けられた言葉で説得力がありました。

 

2人目はKさんです。昨年入会されたばかりですが、準備スピーチも積極的にトライしてくれています。今回のお話の内容はご自身のご高齢のお母さまが亡くなられてからの手続きについて個人的な体験を話してくださいました。こまごまと複雑な手続きをつらいお気持ちの中で短期間に進めていかなければいけないことへの困惑や戸惑いが伝わるスピーチでした。

■テーブルトピックスの部

テーブルトピックスとは、与えられたお題に対してその場でスピーチを組み立て2分間で披露するスピーチのことです。

トピックマスターのMさんは、いつも素晴らしいお題を用意してくれます。今回は年末年始の身近な話題から、「体重増」「紅白」「初詣」「上司への挨拶」「社長代理の年頭の挨拶」といった素材に、ちょっとドギマギするようなスパイスを加えたお題を作成してくれました。

■論評の部

論評の部では、あらかじめ決められた評論者が準備スピーチ内容の良かった点や改善点を述べ、 話し手を励ましてスピーチの改善を促すものです。1人目のWさんはご自身の入会理由と絡めながら丁寧な論評をし、2人目のYさんは、個人的な体験のスピーチに対する論評の難しさに言及しつつもスピーチ内容に合わせたタイトルを提案するなど、スピーカーに役立つ論評でした。

■授賞式

例会出席者全員の投票により、それぞれのセクションでのベストスピーカーが選ばれました。皆さん、おめでとうございます。