「話すのが苦手」でも大丈夫。人前で話す力を楽しく磨く――府中トーストマスターズクラブ第353回例会
「人前で話すと緊張してしまう」
「自分の考えを、もっと分かりやすく伝えられるようになりたい」
「仕事でもプライベートでも、話す力を身につけたい」
そんな方に、ぜひ知っていただきたいのがトーストマスターズクラブです。
2026年8月16日、府中トーストマスターズクラブでは第353回例会が開催されました。今回の例会は日本語で、府中プラッツ第4会議室にて10時から11時45分まで行われました。
「話す」だけではない。実は、いろいろな力が身につく場所
トーストマスターズクラブというと、「人前でスピーチをするサークル」というイメージを持つ方もいるかもしれません。
もちろん、スピーチは活動の中心です。
しかし、実際の例会を見てみると、それだけではありません。
今回の例会では、
- 準備してきたスピーチを発表する
- 即興で質問に答える
- 他の人のスピーチを論評する
- 文法や言葉の使い方をチェックする
- 時間を計る
- 例会全体を運営する
など、さまざまな役割があります。
つまり、「話す力」だけでなく、「聴く力」「考える力」「フィードバックする力」「リーダーシップ」まで実践的に学べるのが、トーストマスターズの魅力です。
今回のスピーチは、なんと「安楽死」と「映画」がテーマ
今回の準備スピーチでは、興味深いテーマが取り上げられました。
一つは「安楽死」。
もう一つは、映画「ヒットラーの毒見役」を題材としたスピーチです。
特に映画を題材としたスピーチでは、単に映画の感想を述べるだけではありません。今回のプロジェクトは「リサーチとプレゼンテーション」。基本的なリサーチ方法を学び、それを8~10分のプレゼンテーションにまとめることが目的です。
「何を話すか」だけではなく、
どう調べるか → どう整理するか → どう伝えるか
までを実践するわけです。
仕事でプレゼンテーションをする機会がある方にとっても、非常に役立つ経験になるのではないでしょうか。
即興スピーチ「テーブルトピックス」は、ドキドキするけれど面白い!
例会の中でも、初めて参加する人が特に興味を持つのが「テーブルトピックス」です。
これは、あらかじめ原稿を用意するのではなく、その場で出されたお題について即興で話すコーナー。
今回のお題は、季節柄「お盆」がテーマでした。
例えば、
「江戸時代、お盆はどのような盛り上がり方をしたか?」
「お盆の風習が始まったのはいつ?」
「旧暦の7月中旬がなぜお盆となったのか?」
「人はなぜ、お盆のような『死者が帰る』という考え方をするのか?」
「地元のお盆の風習は?」
「楽しかったお盆の思い出は?」
といった質問が出されました。
突然こうした質問をされたら、誰でも少し緊張します。
でも、そこが面白いところ。
「完璧な答え」を求められているわけではありません。
その場で考え、話を組み立て、限られた時間で相手に伝える。
この繰り返しによって、**「考えながら話す力」**が自然と鍛えられていきます。
人のスピーチを「論評する」ことで、自分の話し方も上達する
もう一つ、トーストマスターズならではの特徴が「論評」です。
今回も複数のメンバーがスピーカーの発表を聞き、それぞれ論評を行いました。論評にも時間制限があり、約2分30秒という限られた時間で、スピーカーの良かった点や改善点を伝えます。これは、実は非常に奥深い活動です。
「良かったです」で終わってしまっては、相手の成長につながりません。
一方で、改善点だけを指摘しても、相手は次も話してみようという気持ちになれません。
相手の良かったところを見つけ、具体的に伝え、さらに一歩成長するためのアドバイスをする。
この「人を応援するフィードバック」の技術も、トーストマスターズで身につけられる大切なスキルです。
実は「裏方」も重要な主役
例会では、スピーカーだけが活躍しているわけではありません。
今回も、文法係、えーとカウンター、集計係、計時係、今日の言葉など、さまざまな役割が設定されていました。
例えば「計時係」は、スピーチや論評が決められた時間内に収まっているかを確認します。
「文法係」は、例会中に使われた言葉や表現に注目します。
こうした小さな役割を一つずつ経験していくことで、例会を運営する力や、人の話を注意深く聞く力も身についていきます。
「人前で話すのはまだちょっと……」という方でも、まずはこうした役割から参加してみることができます。
そして、次回は「英語例会」です!
府中トーストマスターズクラブでは、日本語だけでなく英語での活動も行っています。
次回、第354回例会は、
2026年9月6日(日)10:00~11:45
に開催予定。 言語は英語、場所は府中プラッツです。
「英語を勉強しているけれど、実際に話す機会がない」
「仕事で英語を使うので、もっと実践的な練習をしたい」
「英語でプレゼンテーションする力を身につけたい」
という方にも、トーストマスターズはおすすめです。
「上手に話せるようになってから参加する」のではありません
トーストマスターズに参加するうえで、一つ覚えておいてほしいことがあります。
それは、
「話すのが上手な人が参加する場所」ではなく、「話す練習をするために参加する場所」だということ。
最初から流暢に話せなくても構いません。
緊張しても構いません。
言葉に詰まっても構いません。
むしろ、そうした経験を重ねながら、少しずつ上達していくことに意味があります。
今回の第353回例会でも、スピーチ、即興スピーチ、論評、さまざまな運営役割を通じて、参加者がそれぞれの立場から「話すこと」「聴くこと」「伝えること」に取り組みました。
あなたも、次の例会に参加してみませんか?
「人前で話すのが苦手だから……」
そう思っている方にこそ、一度見学していただきたいのが府中トーストマスターズクラブです。
スピーチに挑戦する。
即興で話してみる。
誰かのスピーチを聞く。
そして、その人の良かったところを見つけて伝える。
一つひとつの経験が、少しずつ「伝える力」につながっていきます。
仕事のプレゼンテーション、会議での発言、自己紹介、日常のコミュニケーション、そして英語でのスピーチ。
「もっと自分の考えを上手に伝えたい」
そう思ったら、ぜひ一度、府中トーストマスターズクラブの例会をのぞいてみてください。
あなたの「最初の一歩」を、メンバー一同お待ちしています。
次回例会
第354回例会
日時:2026年9月6日(日)10:00~11:45
言語:英語
場所:府中プラッツ
見学・参加を歓迎しています!


