第277回日本語例会(2023/6/18)

日本語例会(Japanese)

■第277回 日本語例会(2023年6月18日)

 梅雨の中休みの本日、第3日曜日恒例の日本語例会を開催しました。会場、オンライン合わせて11名が参加してくれました。

■今日の言葉「千載一遇」

 例会の最初に、メンバーの1人が「今日の言葉」を発表します。 話し手はスピーチの中で、「今日の言葉」を努力して使うことで実践的な語彙力アップを図ります。今日の言葉は「千載一遇」でした。意味は「めったにない、まれな」という意味です。例会中にたくさんの人が使ってくれました。

■準備スピーチの部

 準備スピーチとは、トーストマスターズのガイドに書かれたプロジェクトに従って自分の目標を立て決められた時間内で行うスピーチのことです。

 本日ひとりめのスピーカーはMさんです。自己紹介とともにご自身の家業について話していただきました。コロナ渦のなか大変なご苦労もされたようですが、このように府中TMCの例会に参加されることができてよかったです。

 ふたり目のスピーカーはTさん。「わたしのプロコン」というタイトルで職場においての自己評価について説明してくださいました。「プロコン」とは「長所と短所」のこと。自己評価では100点をつけていた項目が他者評価では30点と低評価だったことを包み隠さず説明し、ご自身がどのようにそれを改善、克服していこうとしたかを話してくださいました。誰にでも同じような経験があるかと思いますが、このような個人的なテーマは非常に興味深く聞くことができました。

■テーブルトピックスの部

 テーブルトピックスとは、与えられたお題に対してその場でスピーチを組み立て2分間で披露するスピーチのことです。

 今回はSさんが「夏」をテーマにさまざまなお題を出してくれました。なんと、今話題の人口知能「ChatGPT」を使用して作ったお題とのことです。人工知能がつくったとは思えない自然なお題の数々でした。楽しそうに「ChatGPT」について説明するSさんが印象的でした。

■論評の部

 評論の部では、あらかじめ決められた評論者が準備スピーチ内容の良かった点や改善点を述べ、 話し手を励ましてスピーチの改善を促すものです。評論者には、スピーチを注意深く聞き、短時間 に良かった点や改善点をまとめる能力が求められます。たとえ、評論者でなくても、評論者に なったつもりでスピーチを聞くことは、良いスピーカーになるための、非常によいトレーニングに なります。

■授賞式

 例会出席者全員の投票によって、「準備スピーチ」「テーブルトピックス」「評論」各セッション で最も素晴らしかったスピーカーを選び表彰しました。皆さんおめでとうございます!