第244回スピーチコンテスト練習会(2022/2/6)

特別プログラム(Special Events)

東京都のまん延防止等重点措置の期間内のため、スピーチコンテストに向けた本日の練習会も完全オンラインで開催されました。前回のクラブ内コンテストで上位に選ばれた3名が、次の選抜が行われるエリア22スピーチコンテストに向け、内容や見せ方をパワーアップさせたスピーチを携え再度登壇してくれました。それぞれのスピーチに2人の論評者がコメントする形でコンテスト出場者に手厚いフィードバックコメントが送られました。

■ TMOD

  • TMOD (Toastmaster of The Day) はDさん、ユーモア満点のトークで会を盛り上げてくれました。今日はコンテストに向け、日本語と英語が混在するため、臨機応変に2言語を行きつ戻りつして、会が進みました。

今日の言葉「チャレンジ」

  • コンテストに向け、Tさんがエールを兼ねて、ぴったりの言葉を選んでくれました。

テーブルトピックス(英語)

Questions:

  • Special beans can win the demon. What effects do the beans have?
  • When you grow beans, what do you care about?
  • What strange things happen when humans eat the special beans?

Table Topics master TM A chose timely topics for today’s meeting and all the speakers talked in the designated time range.

■コンテストスピーチ

  • 英語スピーカー1:Sさん「Dear My Mother」

TM S talked about the memories of his dearest mother who is in a nursing home. She has dementia and that caused him many troubles when he lived with her, but she lives peacefully in the facility. He thanks his mother for taking care of her sick husband and also for raising his brother and him. It was a touching speech and I could feel his love for his mother.

  • 日本語スピーカー2:Tさん「伝わってしまうもの」

「コミュニケーションは異なもの味なもの」と締めくくったTさんのスピーチは、Tさんが日ごろの母親や同僚との会話の中でハッとした、自分や他人が発する言外のメッセージのようなもの、自分でも気づかずに無防備なまま相手に見せてしまう素の部分の、言葉にならないメッセージの不可思議な魅力が聴衆にもよく伝わってくるものでした。

  • 日本語スピーカー3:Kさん「行列のできる告解室」

話し上手でないことがコンプレックスだったKさんが思い出す職場の先輩。10年後に1冊の本と出合ったことで、話し上手だと思っていた先輩が、実はみんなの話を聞いてくれる聞き上手だったのだと気づきます。他人に興味をもって話が聞ければ、会話が楽しくなる、そんなコミュニケーションの極意に気づいたKさんのメッセージは「聞き上手のすすめ」でした。

 

■論評セッション

今回の論評は書くスピーカーに2名ずつが論評しました。

  • Evaluator No. 1&2:MさんとSさんが日本語と英語で「Dear My Mother」のスピーチに論評しました。お二人は新宿バイリンガルとBBT-Bondのメンバーで、きめ細やかに良かった点、改善点をわかりやすく提示され、府中のメンバーにとっても、他のクラブの方の論評を聞くのはいい刺激となりました。
  • Evaluator No. 3&4:Tさん、Yさんとも前回の「伝わってしまうもの」のスピーチを聴いての今回の論評だったので、前回からスピーカーのTさんが改善された点を確認されつつ、次のステップとしてのさらなる改善案を挙げられていました。コンテストを踏まえて、どういう打ち出し方をすれば効果的かという視点も普段の論評との違いとして感じられました。
  • Evaluator No. 5&6:Mさんは三鷹ビジネスで初めてスピーチを聴く視点で、Fさんは府中で、前回のスピーチとの比較で良い点、改善点の論評をしてくれました。

今回は6名の論評者がそれぞれの視点、型で論評を行い、参加者にとっても論評を聞き比べられるとてもよい機会になりました。こういった試みはこれからぜひ取り入れていってほしいです。

 


 

たくさんの参加者が集まり、盛況のうちにコンテスト練習会は終了しました。エリア22スピーチコンテストまで約1カ月、出場される皆さんのサポートを引き続き全員で行っていきましょう。